活動日誌 - かず

かず

プロフィール
名前かず(いわた かずあき)
出身地東京
移住年2018
職業農家
かず
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最近の活動日誌

田んぼの時間

川からの水門が開かれると、春の冷たい水が田んぼの水路に一気に流れ込んできました。

 

子どもたちと水の流れを追って走っていくと、

水路にいた沢山のアカハライモリたちが一緒に流されていく姿が見え、

なんとか救い出しました。

 

田んぼに水が張られると、

冬眠から覚めたアオガエルたちが白いアワアワの卵を産み始め、

夜はカエルの大合唱です。

 

田んぼにはサギやカモたちも飛んできました。

 

 

そんな田んぼの時期になり、そらみずちではお米づくりの勉強会を始めました。

 

 

自然栽培のお米づくりとはいえ様々な方法がある中で、

 どんな選択肢があるか?

 どんな結果がでるのか?

 他の場所で作るとどうなるの?

知りたいことはいっぱいあります。

 

しかしながら、お米づくりは一年に一度きり。

個人が経験できる回数は一生で限られています。

 

一緒にやることで新たな気づきもあるのではないか?と思い、

できる手段を比較したり持ち寄ってみて

経験できる機会を増やしていこうと勉強会を開くことになりました。

 

 

初回は、お米の種まき。

そらみずち代表の古谷さんのガイドで、

オヤジギャクを頻繁に挟みながら勉強会が始まりました。

 

 

田植え機を使う苗と手で植える苗の両方を作ってみることにしました。

田んぼは十年ほど自然栽培で作ってきた場所です。

 

 

今では当たり前のように田植え機を使いますが、

その苗を買わずに作ろうとすると、

苗箱に綺麗に揃った苗を作っていく必要が有ります。

 

お米の籾についている芒(のげ)という引っかかりを取りのぞきます。

 

塩水で選別して実の軽いものを取り除きます。

 

播種機を通して均一に苗箱に種を蒔いていきます。

 

籾が濡れているとまばらになってしまうので、洗濯機で脱水しました。

その後は、そのまま水の入ったプールに入れて保温しながら育てていきます。

 

 

 

一方で、手で植える苗は水苗代を作って籾を蒔きました。

粗起こしした田んぼに水を入れて代掻きをしていきます。

 

トラクターに乗って子どもたちも上機嫌です。

 

代わる代わる運転をみんなでやってみました。

 

その後は、苗代にする場所に土を寄せて種を蒔いていきます。

最後は上にシートをかぶせ発芽を待ちます。

 

 

 

1ヶ月後、2回目の勉強会は田植えです。

苗が出来上がってきたので小雨の中でしたが田植えを始めました。

 

 

苗箱でできた苗です。

 

 

田植え機は手押しの2条植え機械を使いました。

苗をセットして田植えを開始すると、田んぼには2~3本の束で苗が植わっていきます。

あっという間に2列が植わっていき、苗箱の苗も次々に消費していきました。

 

 

 

一方の手植え用の苗は、水を張った田んぼに育っていました。

 

これを一本一本、丁寧に根をほぐして取り出すと、太い根っこが出てきました。

 

子どもたちも一緒に列に加わったりしながら、田んぼに並んで植えていきました。

 

最後には苗代の土を平らに均してもらいました。

 

 

田植え機は、現代の生産性や労働として不可欠なものになっています。

しかし手植えは手間ですが、稲を植えているという実感があり、

手植えの苗には田植え機に合わせていない自然な苗の成長がみられました。

いつか手植えの価値が見出されていくといいなと思います。

 

 

田植えをしながらお昼休みや合間の休憩時間をともに過ごし、

人が集まって田んぼで作業をする時間はいいものです。

川の音やカエルの鳴き声を聞きながらの田んぼ作業、この空間を残したいと思いました。

 

 

 

次回の勉強会は、除草方法を比べます。

 

草取りといっても自然栽培は無農薬、

除草をどうするかが大事なポイントになります。

 

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